10年落ち・10万キロ超えの車でも売れる?過走行車の買取事情【2026年版】

10年落ち・10万キロ超えの車でも売れる?過走行車の買取事情【2026年版】

10年落ちや走行距離10万キロを超えた車は「もう値段がつかない」と思い込んでいませんか。実際には、10年落ちの過走行車でも売却できるケースは数多くあります。海外輸出ルートを持つ買取業者やSUV・ミニバンなどの人気車種であれば、想像以上の金額がつくことも珍しくありません。この記事では、2026年最新の過走行車買取事情を整理しています。

この記事でわかること

  • 10年落ち・10万キロ超えの車でも売れる理由
  • 過走行車の買取相場と高値がつきやすい車種
  • 下取りと買取の違い、どちらが過走行車に有利か
  • 海外輸出ルートを持つ買取業者を選ぶメリット
  • 13年目以降の自動車税増税と売却タイミングの関係

10年落ち・10万キロ超えでも車が売れる3つの理由

1. 海外市場での需要が高い

日本では10年落ち・10万キロを超えると「古い車」と見なされがちですが、海外では事情がまったく違います。東南アジア、アフリカ、ロシア、中東などでは、日本車の耐久性と信頼性が高く評価されており、10万キロ程度の走行距離は「まだまだ使える」と判断されます。海外輸出ルートを持つ買取業者なら、国内では値がつかない車でも買い取ってもらえる可能性が高いです。

2. 部品・パーツとしての需要がある

走行不能な状態でも、エンジン、トランスミッション、ドア、ボンネット、ヘッドライトなどの個別パーツには需要があります。解体業者やパーツ専門業者が部品を取り出して国内外に販売するルートを持っているため、車としての価値がなくてもパーツとしての価値は残っています。

3. 鉄やアルミなどの素材価値がある

車体に使われている鉄、アルミ、銅などの金属には素材としての価値があります。2026年現在、金属相場は比較的安定しており、廃車にする場合でもスクラップとして数万円程度は見込めます。

10年落ちの車の買取相場はいくら?

買取相場は車種や状態で大きく異なりますが、代表的な車種の10年落ちにおける買取相場の目安を紹介します。

車種ジャンル10年落ちの買取相場目安備考
トヨタ ランドクルーザーSUV200万〜400万円以上海外需要が非常に高く、状態次第で500万円超の実績も
トヨタ アルファードミニバン80万〜200万円国内外ともに根強い人気
トヨタ ハイエース商用バン100万〜250万円海外での需要が極めて高い
トヨタ プリウスハイブリッド20万〜60万円走行距離による差が大きい
スズキ ジムニー軽SUV50万〜120万円年式が古くても価値が下がりにくい
ホンダ N-BOX軽自動車15万〜40万円人気軽自動車で中古需要が高い
日産 セレナミニバン20万〜60万円ファミリー層からの需要あり
トヨタ カローラセダン10万〜30万円海外での評価が高い
ダイハツ タント軽自動車10万〜30万円子育て世帯に人気
マツダ CX-5SUV30万〜80万円ディーゼルモデルは特に高値

ランドクルーザー、アルファード、ハイエースは「10年10万キロを超えても高額買取」の代表格です。海外人気が非常に高く、10年落ちでも100万円以上の買取は珍しくありません。ランドクルーザーに至っては、状態やグレードによって平均600万円を超える査定実績もあります。

過走行車の走行距離はどこまで許容される?

一般的に年間1万キロが標準的な走行距離とされ、10年で10万キロが一つの目安です。それを超えた車は「過走行車」と呼ばれますが、走行距離だけで買取不可と判断されるわけではありません。

走行距離買取への影響解説
〜5万キロ好条件10年落ちでも高値が期待できる
5万〜10万キロ標準的一般的な値落ち範囲
10万〜15万キロやや不利車種によっては十分に売却可能
15万〜20万キロ不利海外輸出ルートのある業者向き
20万キロ超かなり不利廃車買取業者に相談が現実的

走行距離よりも大事なのはメンテナンス履歴です。定期的にオイル交換やタイミングベルトの交換を行っている車は、走行距離が多くても状態が良いと判断され、高い査定額がつくことがあります。

下取りと買取ではどちらがお得?過走行車は買取一択の理由

ディーラー下取りの落とし穴

10年落ちや過走行車をディーラーに下取りに出すと、「査定額0円」と言われるケースが多いです。ディーラーの下取りは新車販売が前提のサービスであり、年式が古く走行距離が多い車には積極的に値をつけてもらえません。

買取業者なら値段がつく

買取専門業者は中古車販売や海外輸出、パーツ取りなど多様な販路を持っているため、ディーラーでは0円の車にも値段をつけられます。

売却先10年落ちの車への対応メリットデメリット
ディーラー下取り査定額0円〜数万円手続きが簡単、新車と同時に処理過走行車は不利、価格交渉しにくい
一般買取業者(ガリバーカーセブンなど)数万円〜数十万円下取りより高値、複数社比較可能車種による差が大きい
海外輸出系業者(カーネクストなど)数万円〜数十万円海外需要で値がつく、廃車引取も可能引き渡しまで時間がかかる場合あり
廃車買取業者数千円〜数万円どんな車でも引き取り可能買取価格は低め
一括査定サービス複数社の最高額最も高い査定額を選べる電話が多くなる

過走行車の売却では、複数の買取業者の金額を比較するのが最も大切です。A社で10万円だった車が、B社では20万円の提示になることも珍しくありません。

10年落ち・10万キロ超えの車でも売れる?過走行車の買取事情【2026年版】

13年目からの自動車税増税に注意

自動車税(種別割)は、ガソリン車で新車登録から13年を超えると約15%の重課(増税)が適用されます。ディーゼル車は11年超で増税対象です。

排気量通常の自動車税13年超の自動車税(重課後)増税額
1.0L以下25,000円28,700円+3,700円
1.0L超〜1.5L以下30,500円35,000円+4,500円
1.5L超〜2.0L以下36,000円41,400円+5,400円
2.0L超〜2.5L以下43,500円50,000円+6,500円

なお、ハイブリッド車や電気自動車などのエコカーは13年を超えても重課の対象外です。この増税を避けるためにも、12年目までに売却するのが一つの判断基準になります。値落ちが大きい車種だと、維持費の増加と買取価格の下落が重なるため、早めの決断が得策です。

過走行車を少しでも高く売るためのポイント

整備記録簿を用意する

整備記録簿(メンテナンスノート)は過走行車の査定では非常に大きな材料になります。定期的なオイル交換やタイミングベルトの交換履歴が記録されていれば、車の状態が良好であることの裏付けになり、査定額アップにつながります。

洗車と室内清掃を行う

外装の洗車だけでなく、室内の掃除機がけやシートの清掃も行いましょう。タバコの臭いやペットの毛が残っている場合は、消臭スプレーやコロコロクリーナーで対処してください。第一印象は査定額を左右します。

純正パーツに戻す

カスタムパーツを装着している場合、純正パーツに戻したほうが買取価格が高くなることが多いです。取り外したカスタムパーツは別途オークションなどで売却するのが賢い方法です。

複数の買取業者に査定を依頼する

過走行車ほど業者による査定額の差が大きくなります。カーセンサー、グーネット買取、ナビクル、ズバット車買取比較などの一括査定サービスを使えば、複数業者の査定額を効率的に比較できます。

10年落ち・10万キロ超えの車でも売れる?過走行車の買取事情【2026年版】

よくある質問(FAQ)

Q1. 走行距離が10万キロを超えた車は本当に売れますか?

はい、売れます。車種や状態によりますが、ランドクルーザーやハイエースなど海外需要の高い車種は10万キロ超でも100万円以上で売れることがあります。一般的な車種でも数万円〜数十万円の査定額がつくケースは多いです。

Q2. 10年落ちの軽自動車はいくらで売れますか?

軽自動車の場合、10年落ちでは10万〜15万円程度が一つの目安です。N-BOXやジムニーなど人気車種はさらに高値がつきます。走行距離が短く状態が良ければ30万円以上になることもあります。

Q3. エンジン警告灯が点灯している車でも売れますか?

売れる可能性はあります。ただ、警告灯の原因によって査定額はかなり変わります。軽微なセンサー異常なら影響は限定的ですが、エンジン本体のトラブルだと大幅な減額になります。正直に状態を申告したうえで査定に出しましょう。

Q4. 車検が切れている車でも買い取ってもらえますか?

はい、車検切れの車でも買取は可能です。車検を通すために費用をかけるよりも、車検切れのまま買取に出したほうが経済的です。

Q5. 事故歴がある過走行車は売れますか?

事故歴(修復歴)がある車でも売却は可能です。ただし、フレームの修復歴がある車は査定額が大幅に下がります。事故歴は隠さず正直に申告してください。虚偽の申告は契約取り消しや損害賠償の対象になることがあります。

Q6. 廃車にするのと買取に出すのではどちらが得ですか?

まずは買取業者に査定を依頼してみてください。廃車にすると処分費用がかかることがありますが、カーネクストなどの廃車買取業者なら、引き取りから廃車手続きまで無料で対応してくれるうえ、買取代金も受け取れます。

Q7. 過走行車を高く売れる時期はありますか?

2月〜3月の決算期や9月の中間決算期は、買取業者が在庫を確保するため査定額を上げる傾向があります。4WD車は降雪シーズン前の秋に需要が高まるので、この時期の売却がおすすめです。

Q8. ローンが残っている車でも売却できますか?

売却は可能ですが、車の所有者がローン会社(信販会社)名義になっている場合は、残債を完済して所有権を移す必要があります。買取代金でローンを返済する形で対応してくれる業者も多いので、まずは相談してみてください。

まとめ

10年落ち・10万キロ超えの過走行車でも、適切な買取業者を選べば十分に売却できます。ランドクルーザーやハイエース、アルファードなどの人気車種は10年落ちでも100万円以上の買取実績があり、軽自動車でも10万〜15万円程度の値段がつくのが一般的です。ディーラー下取りではなく、海外輸出ルートを持つ買取業者や一括査定サービスを活用して、複数社の査定額を比較するのが高額売却の鍵です。13年目の自動車税増税前に売却を決めるのも、賢い選択肢の一つです。

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