
シャネルのバッグや財布を手放すなら、2026年は見逃せない年になりそうです。2026年1月の定価改定でマトラッセ25cmは192万5,000円まで跳ね上がりました。定価が上がれば中古の需要も増える。当然、買取相場も引っ張られて上がっています。マトラッセ・ボーイシャネル・ドーヴィルといった人気モデルの最新買取相場と、高く売るために押さえておきたいポイントをまとめました。
目次
シャネルの買取相場が上がり続けている3つの理由
ここ数年、シャネルの中古買取相場は明らかに上がっています。背景にある理由を整理します。
年3〜4回ペースの定価値上げが続いている
シャネルは2021年以降、年4回前後の価格改定を繰り返しています。2025年は3月・5月・8月・10月の計4回。2026年も1月14日前後にバッグの「サイレント値上げ」(事前告知なしの価格改定)が実施されたとSNSで報告されています。
2026年1月の改定では、バッグ全体で約8〜10%の引き上げとなりました。定価が上がるほど「新品より中古のほうが得」と考える人が増え、中古需要が膨らんで買取価格も押し上げられるという流れです。
原材料費の高騰と円安の影響
値上げが止まらない背景には、レザーなど原材料費の高騰があります。加えて、2026年前半の為替は1ドル=150円前後で推移しており、欧州からの輸入コスト増が定価に上乗せされやすい状況です。日本市場では為替の影響をもろに受けるため、値上げ幅がほかの国より大きくなりがちです。
ブランド戦略としての「希少性の維持」
シャネルは、ラグジュアリーブランドとしてのポジションを守るために意図的に価格を引き上げている側面もあります。「誰でも手が届くわけではない」という立ち位置を維持することで、中古でもブランド価値が落ちにくい構造が生まれています。
【2026年最新】シャネル主要バッグの定価と買取相場一覧
2026年1月の価格改定後の定価と、買取業者各社の実績・参考価格をもとにした買取相場を一覧にしました。買取相場は未使用品〜美品が基準です。
| モデル名 | サイズ | 2026年定価(税込) | 買取相場(美品) | 定価比 |
|---|---|---|---|---|
| マトラッセ Wチェーンショルダー | 23cm | 1,850,200円 | 70万〜100万円 | 約38〜54% |
| マトラッセ Wチェーンショルダー | 25cm | 1,925,000円 | 80万〜120万円 | 約42〜62% |
| マトラッセ Wチェーンショルダー | 30cm | 約188万円 | 60万〜80万円 | 約32〜43% |
| ミニマトラッセ Sチェーンショルダー | 17cm | 887,700円 | 40万〜60万円 | 約45〜68% |
| ミニマトラッセ Sチェーンショルダー | 20cm | 925,100円 | 45万〜65万円 | 約49〜70% |
| ボーイシャネル チェーンショルダー | 20cm | ― | 35万〜60万円 | ― |
| ボーイシャネル チェーンショルダー | 25cm | ― | 40万〜60万円 | ― |
| ココハンドル | 19cm(XXS) | ― | 35万〜65万円 | ― |
| ココハンドル | 29cm(S) | ― | 30万〜60万円 | ― |
| CHANEL 25 スモール | ― | ― | 50万〜95万円 | ― |
| CHANEL 22 スモール | ― | ― | 30万〜55万円 | ― |
| ドーヴィル チェーントート | MM | ― | 15万〜28万円 | ― |
※買取相場は2026年1〜3月の買取実績(なんぼや・大黒屋・ブランディア・エコリング等)を参考に記載。状態・付属品・色・素材によって大きく変動します。
マトラッセ(クラシックフラップ)の定価推移と買取相場の関係
マトラッセ25cm(型番:A01112)はシャネルの看板バッグで、買取市場でも最も高値がつきやすいモデルです。定価の推移を並べると、上昇ペースのすさまじさが一目でわかります。
マトラッセ25cm キャビアスキンの定価推移
| 時期 | 定価(税込) |
|---|---|
| 2019年 | 約71万円 |
| 2021年 | 約91万円 |
| 2023年 | 約153万円 |
| 2025年8月 | 1,776,500円 |
| 2026年1月 | 1,925,000円 |
7年で定価が約2.7倍に膨らんだ計算です。この値上がりペースのおかげで、「数年前に買ったマトラッセが購入時の定価を超える価格で売れた」という声も珍しくありません。
買取業者の公開情報によれば、マトラッセ25(A01112)キャビアスキンの未使用品で100万〜120万円台、中古美品で80万〜100万円台の買取実績が報告されています。
シャネルの財布の買取相場はどのくらい?
バッグほど注目されませんが、シャネルの財布にも安定した中古需要があります。チェーンウォレットはバッグ代わりに使えるため、財布のなかでは飛び抜けて高値がつくカテゴリです。
| モデル名 | 素材 | 買取相場(美品) |
|---|---|---|
| クラシック チェーンウォレット(AP0250) | キャビアスキン・ブラック | 30万〜40万円 |
| クラシック ロングフラップウォレット(AP0241) | キャビアスキン・ブラック | 8万〜13万円 |
| キャビアスキン チェーンウォレット | キャビアスキン・ベージュ | 10万〜13万円 |
| マトラッセ ラウンドファスナー長財布 | ラムスキン・ブラック | 5万〜8万円 |
| マトラッセ 三つ折り財布 | キャビアスキン | 4万〜7万円 |
※チェーンウォレットは「バッグ扱い」で査定されるケースが多く、一般的な長財布とは買取価格帯がまったく異なります。

キャビアスキンとラムスキンで買取価格は変わる?
シャネルの買取価格を左右する大きな要素のひとつが「素材」です。よく比較されるのがキャビアスキンとラムスキンの2種類。
キャビアスキン(グレインドカーフスキン)
牛革の表面に細かい粒状の型押しを施した素材で、傷がつきにくく耐久性が高いのが特徴です。中古でも状態が良いまま出回りやすいので、買取価格はラムスキンより高くなりがちです。同じマトラッセ25cmでも、キャビアスキンのほうが5〜15%程度高い査定になるのが一般的です。
ラムスキン
子羊の革で、柔らかくしなやかな肌触りが持ち味。ただし傷やシワがつきやすく、中古品の状態にばらつきが出やすいため、買取価格はキャビアスキンより控えめになる傾向があります。とはいえ、状態の良いラムスキンのヴィンテージ品は希少価値がつき、高値で取引されることもあります。
シャネルのバッグを高く売るためのポイント5つ
1. 付属品をすべて揃えて査定に出す
ギャランティカード(保証書)、箱、保存袋、レシートなど付属品が一式揃っていると査定額が上がります。ギャランティカードの有無だけで10〜20%の差が出ることもあるので、購入時の付属品は捨てずに保管しておくのが鉄則です。
2. 値上げ直後のタイミングを狙う
定価が上がった直後は、中古市場でも連動して価格が上がりやすい時期です。シャネルは年に3〜4回値上げするので、次の改定情報をチェックしておき、値上げ後に売りに出すのも手です。
3. 複数の買取業者で相見積もりをとる
シャネルの買取額は業者ごとに数万円〜数十万円の開きが出ます。なんぼや・大黒屋・コメ兵・ブランディア・エコリング・ギャラリーレアなど、少なくとも3社以上で査定を受けて比べるのが高額売却の基本です。
4. 黒×ゴールド金具は鉄板の高額査定
カラーと金具の組み合わせも査定額に響きます。最も需要が高いのはブラック×ゴールド金具。次いでベージュ、ホワイト系が人気です。限定カラーやシーズナルカラーはそもそもの流通量が少ないぶん、コレクター需要で予想外の高値になることもあります。
5. 使わないなら早めに売る
レザーは使わなくても劣化します。クローゼットに眠らせている間に金具がくすみ、革が乾燥し、内側の素材もダメージを受けていく。売ると決めたら、状態が良いうちに動くのが得策です。
10年以上前のシャネルでも売れる?ヴィンテージ品の買取事情
「古いシャネルなんて値段がつかないのでは」と思う方もいるかもしれません。実際にはシャネルのヴィンテージ品は中古市場で根強いファンがいます。
買取業者の公開実績を見ると、ラムスキンのチェーンショルダーバッグ(10年以上前のモデル)が19万円前後で取引された例があります。マトラッセのチェーンショルダーは製造から10年以上経っていても需要が衰えにくく、状態さえ良ければしっかりした査定額が期待できます。
1990年代〜2000年代初頭のヴィンテージマトラッセは、独特の風合いが評価されて若い世代のファッションアイテムとしての人気が高まっている傾向もあります。

シャネル買取でよくある質問(FAQ)
Q1. シャネルのマトラッセはどこで売るのが一番高い?
ブランド買取専門店(なんぼや・コメ兵・大黒屋・ギャラリーレアなど)が高値をつけやすい傾向にあります。フリマアプリは手数料がかかるうえ真贋トラブルのリスクもあるため、高額品は専門店に持ち込むほうが安心です。複数社の相見積もりで最高値を引き出すのが定石です。
Q2. ギャランティカード(保証書)がなくても売れますか?
売れます。ただしギャランティカードがないと査定額が10〜20%下がるケースがあります。2021年半ば以降のモデルはICチップで真贋確認ができるため、カードなしでも買取を受け付ける業者がほとんどです。
Q3. シャネルの買取相場は今後も上がりますか?
定価の値上げが年に複数回続く限り、中古相場も連動して上がる傾向は続くとみられています。ただし世界経済の減速やブランド側の方針転換で相場が下振れする可能性はゼロではないため、確実な保証はありません。
Q4. ボーイシャネルとマトラッセではどちらが高く売れますか?
一般的にはマトラッセのほうが買取相場は上です。シャネルを代表するアイコンバッグとして需要が安定しており、中古市場での流動性も高い。ボーイシャネルも人気はありますが、マトラッセ25cmほどの高値にはなりにくいのが実情です。
Q5. ラムスキンは傷がつきやすいですが、多少の傷があっても売れますか?
多少の使用感や小傷があっても買取は可能です。ただし深い傷・目立つシミ・角の擦れがひどい場合は減額幅が大きくなります。キャビアスキンと比べて状態による価格差が出やすいので、日頃の保管状態がそのまま買取価格に反映されます。
Q6. シャネルの財布の買取相場はバッグと比べてどうですか?
財布はバッグより買取価格が低めですが、チェーンウォレット(ウォレットオンチェーン)は別格です。バッグとしても使える汎用性から、30万〜40万円の買取がつくこともあります。通常の長財布だと5万〜13万円あたりが相場です。
Q7. 定価が約188万円のマトラッセ30cmの買取相場は?
マトラッセ30cmの買取相場は60万〜80万円程度(美品基準)です。23cm・25cmより大きいぶん需要がやや限られ、定価比での買取率は低めになります。
Q8. 2026年にシャネルの次の値上げはいつ頃ですか?
過去の傾向から、2026年も春(3月頃)・夏(5〜6月頃)・秋(8〜9月頃)に価格改定が行われる可能性があります。値上げ前に購入して値上げ後に売る、あるいは値上げ直後のタイミングで手放すのが戦略的です。
まとめ|2026年はシャネルの売却に有利なタイミング
2026年現在、シャネルのバッグ・財布の買取相場は、度重なる定価の値上げに引っ張られて高い水準を維持しています。マトラッセ25cm(キャビアスキン・ブラック)は未使用品で100万〜120万円台、美品でも80万〜100万円超の買取実績が報告されており、数年前の購入額を上回る価格で売れるケースも出ています。
高く売るためのカギは、付属品を揃えておくこと、値上げ直後を狙うこと、複数業者で見積もりを比べること。クローゼットで眠っているシャネルがあるなら、革の状態がこれ以上落ちないうちに、一度査定に出してみる価値はあるはずです。