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【2026年4月】金・プラチナ・銀の買取相場比較 | 貴金属別の価格推移

金・プラチナ・銀の買取相場比較【2026年最新】貴金属別の価格推移

2026年4月1日時点の貴金属買取相場は、金が1gあたり約26,288円、プラチナが約11,995円、銀が約376円(3月31日時点)。金は2026年1月29日に田中貴金属の小売価格で1g30,248円を記録し、プラチナも供給不足から1万円台を維持しています。本記事では、田中貴金属や日本マテリアルなどの主要業者の価格データをもとに、3つの貴金属の最新買取相場・価格推移・売却のベストタイミングを比較します。

【2026年4月】金・プラチナ・銀の買取相場一覧

2026年4月1日時点の最新買取相場は以下の通りです。

貴金属1gあたり買取相場(税込)前日比2026年最高値2026年最安値
金(Au)約26,288円+913円約30,248円(1月29日)約22,000円台
プラチナ(Pt)約11,995円+509円約14,000円台後半(1月)約8,600円(2025年11月)
銀(Ag)約376円(3/31時点)+4円約650円(1月30日)約370円前後(3月下旬)

金は他の貴金属と比べて圧倒的に高くなっています。プラチナは金の約4〜5割の価格帯で、銀は金の約1.5%程度です。

金(ゴールド)の買取相場と価格推移

2026年の金価格はどこまで上がったのか?

金は2026年に入り、歴史的な高値圏で推移が続いています。

  • 2026年1月29日:田中貴金属の小売価格で1g30,248円を記録(史上初の3万円台)
  • 2026年3月31日:1gあたり約25,375円で推移
  • 2020年(コロナ禍):約6,000〜7,700円/gだったため、6年間で約3.5〜4倍に上昇

田中貴金属工業の年次データによると、2000年代初頭の1,000円台と比較すると20倍以上の水準に達しています。

金価格が高騰し続ける背景

金が歴史的高値を記録している背景には、複数の要因が絡み合っています。

  • 地政学リスク:ウクライナ侵攻の長期化、中東情勢の緊迫化による安全資産への逃避
  • 円安の継続:日米金利差によるドル高円安が国内金価格を押し上げ
  • 中央銀行の買い増し:新興国が準備資産として金を積み増す動きが加速
  • 世界的な物価上昇への防衛需要
  • 金鉱山の産出量増加が技術的・環境的に困難な状況

金の長期価格予測

時期予想価格帯(1gあたり)
2026年後半25,000〜30,000円
2030年頃30,000〜40,000円
2036年(10年後)35,000〜45,000円
2046年(20年後)50,000〜65,000円

※上記はAI予測を含む参考値であり、実際の価格を保証するものではありません。長期予測は不確実性が高い点にご注意ください。

プラチナの買取相場と価格推移

2026年のプラチナ市場は供給不足が継続

プラチナは2025年末から2026年にかけて大きな値動きを見せました。

  • 2025年11月:8,600〜8,900円台で推移
  • 2025年12月中旬:1万円台を突破、下旬に12,000円台を達成
  • 2026年1月:14,000円台後半まで急騰(2008年以来約17年ぶりの高値)
  • 2026年2月初旬:利益確定売りにより12,000円台前半まで調整
  • 2026年3月:13,000円台で一時回復後、10,000円台まで下落

国際価格では、3月2日に一時2,400ドル/オンス近くまで上昇し4週間ぶりの高値を記録しました。しかし3月19日にはNY先物が2,000ドルの大台を割り込み、一時1,800ドル台まで急落しています。3月の月間下落率は約18%に達し、2008年10月以来の大幅下落となりました。

プラチナ高騰の背景

プラチナ価格を支える最大の要因は供給不足にあります。

  • ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)によると、2025年は世界全体で34トンの供給不足(2014年以降で最大)
  • 2026年も7トンの供給不足が続く見通しです(ただしWPICの別の予測では、わずかな余剰への転換も示唆されています)
  • 南アフリカでの生産回復が遅れており、短期的な供給増は困難です

金の歴史的高騰を受けて、「割安な代替資産」としてプラチナへ資金がシフトする動きも見られます。中国での宝飾品需要も底堅い状況です。

プラチナの今後の見通し

供給不足は2028年頃まで継続するとの見方があり、中期的には1gあたり12,000〜15,000円程度の高値圏での推移が見込まれます。一方、EV(電気自動車)普及による自動車触媒需要の減速が長期的なリスク要因です。3月の急落もEV化の加速懸念が一因とされています。

銀(シルバー)の買取相場と価格推移

銀は2026年に激しい値動きを記録

銀は2026年に入ってから非常に大きな価格変動幅を記録しました。

  • 2026年1月30日:1gあたり約650円(年初来高値)
  • 2026年2月上旬:急落局面に入り、2月10日時点で田中貴金属の小売価格は463円まで下落
  • 2026年3月末:367〜395円のレンジで推移
  • 2026年3月31日:376円(なんぼや調べ、前日比+4円)

なんぼや(Nanboya)のデータによると、2025年の銀相場は年初の160円前後から年末には390円台まで上昇しています。

銀の特徴と投資メリット

銀には金やプラチナとは異なる特徴があります。

  • 価格が安く少額から始められます。1gあたり数百円台のため初心者にも手が出しやすいです
  • 工業需要が大きいです。太陽光パネル、電子機器、医療分野での利用が拡大中です
  • 値動きが荒いです。短期間で50%以上変動することもあり、リスクは高めです
  • 金に比べて保管費用の負担が少ない
金・プラチナ・銀の買取相場比較【2026年最新】貴金属別の価格推移

金・プラチナ・銀を徹底比較 ― どれを売るべき?

3つの貴金属の特性比較表

比較項目金(Au)プラチナ(Pt)銀(Ag)
2026年4月相場約26,288円/g約11,995円/g約376円/g
2020年比の上昇率約3.5〜4倍約2倍約2〜3倍
価格安定性高いやや不安定低い(変動大)
主な需要投資・宝飾・中央銀行自動車触媒・宝飾工業・太陽光パネル
供給状況安定(増産困難)不足(南ア依存)比較的安定
売却しやすさ非常に高い高いやや限定的
税制(譲渡所得)50万円控除あり50万円控除あり50万円控除あり

売却判断のポイント

金を売るのに向いている場面:

  • まとまった資金が必要で、相場が高値圏にあるとき
  • 為替が円安傾向のとき(ドル建て価格に有利)
  • 保有期間が5年超なら、長期譲渡所得で税制優遇を受けられる

プラチナを売るなら:

  • 供給不足が解消される前の高値局面を狙う
  • 金との価格差が縮小しているタイミングが狙い目

銀を売るなら:

  • 急騰局面で利益確定したいとき
  • 保管スペースやコストが負担になっているとき

貴金属の買取業者はどこがおすすめ?

貴金属を売却する際は、信頼性の高い業者を選びたいところです。主要な買取業者を比較します。

主要買取業者の特徴

業者名特徴対応方法
田中貴金属工業国内最大手、相場情報の信頼性が高い店頭
徳力本店江戸時代創業の老舗地金商、金・プラチナ・銀の3種対応店頭
日本マテリアル個人向け買取サービスが充実店頭・宅配
なんぼや(Nanboya)全国展開、宝飾品の買取にも強い店頭・出張・宅配・オンライン
買取大吉フランチャイズ展開で店舗数が多い店頭・出張
ゴールドプラザ日次の相場情報を公開、透明性が高い店頭・宅配

買取業者を選ぶときに見るべきポイント

  • 古物商許可証があるか。正規の許可を得ている業者かを確認しましょう
  • 手数料が明確か。買取価格から差し引かれる手数料の有無と金額をチェックしましょう
  • 最低2〜3社で相見積もりを取りましょう。業者によって数十円〜数百円/gの差が出ることもあります

貴金属を高く売るためのタイミング戦略

売却タイミングを見極める指標

貴金属の売却で損をしないために、以下の指標をチェックしておきましょう。

  • 為替レート(ドル/円):円安時は国内買取価格が上昇しやすい
  • 国際金価格(NY金先物):ドル建ての国際相場が基準になる
  • 地政学リスク:紛争・制裁などの緊張が高まると金は上昇傾向
  • 季節要因:ボーナス時期や年末年始は買取キャンペーンが増える傾向にあります

2026年の売り時はいつか?

2026年の金相場は歴史的な高値圏にあります。過去10年・20年のスパンで見れば、売却を検討するには悪くないタイミングといえるでしょう。

ただし、少量の貴金属であれば相場の上下による差額はそこまで大きくなりません。自分の都合を優先しても問題ありません。まとまった量を保有しているなら、数か月から1年単位で市場動向を見極めるのが現実的です。

貴金属売却時の税金と確定申告

貴金属の売却益は「譲渡所得」として課税対象になります。

譲渡所得の計算方法

譲渡所得 = 売却価格 −(取得費 + 売却費用)− 特別控除50万円

保有期間による税率の違い

保有期間課税方式ポイント
5年以内(短期)譲渡所得の全額を他の所得と合算税負担が大きい
5年超(長期)譲渡所得の1/2を他の所得と合算税負担が軽減される

なお、1回の取引で200万円を超える場合、買取業者は税務署へ「支払調書」を提出する義務があります。マイナンバーの提示も求められます。

金・プラチナ・銀の買取相場比較【2026年最新】貴金属別の価格推移

よくある質問(FAQ)

Q1. 金の買取価格は店舗によって違いますか?

違います。買取業者によって数十円〜数百円/gの差があります。田中貴金属工業、日本マテリアル、なんぼやなど複数の業者で相見積もりを取るのがおすすめです。手数料の有無も価格差に影響します。

Q2. プラチナは金より価値が低いのですか?

2026年現在、プラチナの買取価格は金の約4〜5割の水準です。2015年頃まではプラチナの方が金より高値でしたが、投資需要の差などにより逆転しました。供給不足が続いているため、今後の価格回復余地はあります。

Q3. 銀のアクセサリーも買取してもらえますか?

Sv925(スターリングシルバー)などの銀製品も買取対象です。ただし銀は1gあたりの単価が低いため、少量では買取金額が小さくなります。ブランドジュエリーならデザイン価値が加算されることもあります。

Q4. 貴金属の売却に身分証明書は必要ですか?

必要です。古物営業法に基づき、買取業者は売却者の本人確認が義務付けられています。運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどを持参してください。

Q5. 相場が下がる前に売った方がいいですか?

一概には言えません。2026年現在の金相場は歴史的高値圏にあり、過去と比較すれば売却を検討するには悪くない時期ではあります。ただ、長期的にはさらなる上昇を予想する声もあります。急ぎでなければ、数か月単位で市場動向を見てから判断しても遅くはないでしょう。

Q6. 宅配買取と店頭買取はどちらが高く売れますか?

一般的には店頭買取の方がその日の最新相場が反映されやすく有利です。宅配買取は発送から査定までにタイムラグがあり、その間の相場変動リスクがあります。ただし、なんぼやのオンライン査定やゴールドプラザの宅配買取など、リアルタイム相場で対応する業者も増えています。

Q7. 金・プラチナ・銀を一緒に売ることはできますか?

田中貴金属工業、日本マテリアル、買取大吉などの主要業者では、金・プラチナ・銀をまとめて買取してもらえます。複数の貴金属をまとめて売れば査定の手間も減ります。

Q8. インゴット(地金)と宝飾品では買取価格が違いますか?

違います。インゴットは純度が保証されているため、ほぼ相場通りの価格で買取されます。宝飾品は純度の鑑定が必要で、精錬コスト等が差し引かれるケースがあります。田中貴金属や徳力本店の刻印入りインゴットは信頼性が高く、買取もスムーズです。

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