
壊れたスマホをそのまま処分しようとしていませんか。画面割れや水没、電源が入らない端末でも買取対象になるケースは意外と多く、数千円から数万円の値段がつくことも珍しくありません。この記事では、壊れたスマホがなぜ売れるのか、どこに売ればよいのか、故障の種類別に買取事情を整理しています。
目次
壊れたスマホがなぜ売れるのか?その仕組みを解説
壊れたスマホに値段がつく理由は大きく3つあります。
まず、修理して再販するビジネスモデルが成り立っているからです。買取業者はジャンク品のスマホを安く仕入れ、自社や提携先の修理工場で直したうえで中古品として販売します。画面割れの修理は比較的コストが低く、修理後に利益が出やすいため、積極的に買取が行われています。
次に、部品取り用の需要があります。電源が入らないスマホでも、カメラモジュールやバッテリー、基板上のICチップなど個々の部品には価値が残っています。修理業者がこうした部品を取り出して他の端末の修理に使うため、本体が動かなくても買い取ってもらえるわけです。
そしてもう一つ、レアメタルなどの資源回収があります。スマホには金・銀・パラジウム・リチウムなどの希少金属が含まれており、いわゆる「都市鉱山」としての価値を持っています。リサイクルの観点から、どれだけ壊れていても一定の価値が認められることがあります。
故障の種類で買取価格はどう変わる?
故障の種類によって買取価格には明確な差が出ます。以下の比較表で確認してみましょう。
| 故障の種類 | 買取可能性 | 買取価格の目安(iPhone 14の場合) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 画面割れ(操作可能) | 高い | 正常品の50〜70%程度 | 最も買取されやすい |
| 画面割れ(タッチ不可) | やや高い | 正常品の30〜50%程度 | 液晶交換で復旧可能なため |
| 水没(電源は入る) | 普通 | 正常品の20〜40%程度 | 内部腐食の進行度による |
| 水没(電源入らず) | やや低い | 数百円〜数千円 | 部品取り・資源回収向け |
| 電源が入らない(外観綺麗) | やや低い | 数千円〜1万円程度 | 基板修理で復旧の可能性あり |
| 電源が入らない(外観損傷あり) | 低い | 数百円〜数千円 | 部品取り中心 |
| バッテリー膨張 | やや低い | 正常品の20〜30%程度 | バッテリー交換で復旧可能 |
画面割れは最も高値がつきやすい
画面割れはスマホの故障で最もよくあるトラブルですが、買取においては歓迎される部類の故障です。画面修理を専門にしている業者も多く、比較的低コストで直せるため、買取価格が大きく下がりにくい傾向があります。タッチ操作ができる状態なら、正常品に近い金額がつくこともあります。
水没端末は早めの売却が鍵
水没したスマホは、時間が経つほど内部の腐食が進みます。水没直後は電源が入っていても、数日後に突然動かなくなるケースもあるため、できるだけ早く買取に出すのが高価買取のポイントです。水没判定シール(LCI)が反応していれば業者側ですぐ確認できるので、水没の事実を隠すことはできません。
電源が入らない端末も諦めない
電源が入らない端末は買取価格が低くなりがちですが、ゼロ円にはなりません。基板上のパーツには需要があり、ジャンクバイヤーやイオシスなどジャンク品買取を得意とする業者なら値段をつけてもらえます。
壊れたスマホの買取でおすすめの業者はどこ?
壊れたスマホの買取に対応している主要業者を比較してみましょう。
| 業者名 | 対応する故障 | 買取方法 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ジャンクバイヤー | 画面割れ・水没・電源不良すべて対応 | 宅配・店頭 | 2009年創業のジャンク品買取実績17年、壊れたスマホ専門 |
| イオシス | 画面割れ・壊れたiPhoneに強い | 宅配・店頭 | 創業25年超の中古スマホ市場大手、査定スピードが速い |
| ダイワンテレコム | 画面割れ・水没・バッテリー不具合 | 宅配・店頭 | 全国約50店舗の修理店グループを持つため高価買取を実現 |
| ワッピー | 画面割れ・傷ありスマホ | 宅配 | 本査定後の買取成約率99%、iPhone特化 |
| ネットオフ | 画面割れ・動作不良 | 宅配 | Blancco社の専用ソフトによるデータ完全消去対応で安心 |
| クイック | 画面割れ・故障全般 | 宅配・店頭 | iPhone・スマホ・タブレット幅広く対応 |
| 出張買取MAX | 画面割れ・水没・電源不良 | 出張・宅配・店頭 | 出張買取にも対応、まとめ売りに強い |
業者選びで大事なのは、自分のスマホの故障状態に合った専門性を持つ業者を選ぶことです。画面割れ程度ならどの業者でも対応していますが、水没や電源不良の場合は、ジャンクバイヤーやダイワンテレコムのようにジャンク品に強い業者を選ぶと、より高い金額が期待できます。
壊れたスマホを少しでも高く売るコツ
付属品を揃える
箱や充電ケーブル、イヤホンなどの付属品が残っていれば、買取価格がアップします。外箱があるかないかだけで数百円から数千円の差が出ることもあります。
複数業者に査定を依頼する
壊れたスマホの場合、業者による価格差が正常品以上に開きます。ある業者で500円の査定が、別の業者では5,000円になることも珍しくありません。最低でも3社には査定を依頼しておきたいところです。
SIMカードとSDカードを取り外す
買取に出す前に、SIMカードとSDカード(挿入されている場合)は必ず取り外してください。SIMカードには電話番号や契約者情報が紐づいているため、個人情報保護の観点から必須の作業です。
ネットワーク利用制限を確認する
いわゆる「赤ロム」と呼ばれるネットワーク利用制限がかかった端末は、大幅に買取価格が下がります。売却前にキャリアのウェブサイトでIMEI番号を使って利用制限の状態を確認しておきましょう。

壊れたスマホを売るときの注意点は?
データ消去は必ず行う
電源が入る端末であれば、必ず初期化(ファクトリーリセット)を行ってください。iPhoneなら「設定」→「一般」→「転送またはリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」で初期化できます。電源が入らない場合は、ネットオフのようにBlancco社の専用ソフトでデータを完全消去してくれる業者を選ぶと安心です。ただし、ネットオフでは起動できないスマホは買取対象外となる点に注意してください。
Apple IDやGoogleアカウントのログアウト
iPhoneの場合はiCloudからサインアウト、AndroidならGoogleアカウントを削除してから売却してください。これを怠ると、買取業者側で端末が使えず、買取を断られることがあります。
分割払いの残債を確認する
端末代金の分割払いが残っている状態でも売却自体は可能です。ただし、残債がある場合は買取価格が下がったり、業者によっては断られたりすることもあります。残債の状況はキャリアに事前確認しておきましょう。
壊れたスマホの買取方法を比較|店頭・宅配・出張どれがいい?
| 買取方法 | メリット | デメリット | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| 店頭買取 | その場で現金化、査定員と直接やり取り可能 | 店舗まで持ち込む手間がある | 即日現金が欲しい人 |
| 宅配買取 | 自宅から発送するだけ、全国どこでも対応 | 査定まで数日かかる | 近くに店舗がない人・忙しい人 |
| 出張買取 | 自宅に来てくれる、複数品まとめて売れる | 対応エリアが限られる場合がある | 他の不用品もまとめて売りたい人 |
壊れたスマホ1台だけなら、宅配買取が一番手軽です。多くの業者が送料無料の宅配キットを用意しているため、梱包して送るだけで査定してもらえます。

よくある質問(FAQ)
Q1. 画面がバキバキに割れて操作できないスマホでも売れますか?
はい、売れます。タッチ操作ができない状態でも、画面の修理や部品取りの需要があるため買取対象です。ジャンクバイヤーやダイワンテレコムなど、ジャンク品に強い業者に査定を依頼しましょう。
Q2. 水没して電源が入らないスマホの買取価格はいくらくらいですか?
機種や状態によりますが、数百円から数千円程度が一般的です。比較的新しいiPhoneやGalaxyなど人気機種であれば、電源が入らなくても数千円以上の値段がつくことがあります。
Q3. 古いスマホ(5年以上前のモデル)でも買い取ってもらえますか?
機種によります。iPhone 8以降やGalaxy S9以降など、ある程度の世代のスマホであれば壊れていても値段がつきやすいです。ただし、あまりに古い機種はほとんど値段がつかない場合もあります。
Q4. データが消せない状態のスマホを売っても大丈夫ですか?
電源が入らずデータ消去ができない場合でも売却は可能です。ジャンクバイヤーのように専用の消去装置でデータを完全消去し、希望者にはデータ消去証明書を発行してくれる業者もあります。
Q5. AndroidとiPhoneではどちらが壊れていても高く売れますか?
一般的にiPhoneのほうが壊れていても買取価格は高めです。iPhoneは中古市場での需要が根強く、修理パーツの流通も安定しているためです。
Q6. 買取に身分証明書は必要ですか?
はい、必要です。古物営業法により、買取の際には運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の提示が義務づけられています。
Q7. 壊れたスマホを売るのと修理して売るのではどちらが得ですか?
故障の種類によります。画面割れ程度であれば修理せずそのまま売ったほうが、修理代を差し引いた場合よりもお得になるケースが多いです。基板故障や水没で修理代が高額になる場合は、そのままジャンク品として売却するのが現実的です。
まとめ
壊れたスマホは捨てる前に、まず買取業者に査定を依頼してみてください。画面割れなら正常品の50〜70%程度、水没や電源不良でも数百円から数千円の値段がつく可能性があります。ジャンクバイヤー、イオシス、ダイワンテレコムなど壊れたスマホの買取に強い専門業者に依頼すれば、思った以上の金額になることもあります。複数業者への査定依頼と、データ消去やSIMカードの取り外しだけは忘れずに。