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【2026年版】バイク買取相場 | 排気量別・メーカー別の価格一覧

バイク買取相場【2026年版】排気量別・メーカー別の価格一覧

「自分のバイク、いま売ったらいくらになるんだろう?」――バイクの売却を考えたとき、最初に気になるのが買取相場です。同じ車種でも年式や走行距離、状態によって査定額は大きく変わりますし、業者によっても提示額にけっこう差が出ます。

この記事では、2026年3月時点の業者間オークション市場のデータをもとに、排気量別・メーカー別のバイク買取相場を一覧表にしました。ホンダ CB400SFやカワサキ Z900RS、ホンダ PCX125など人気車種の具体的な価格帯も載せています。愛車を手放す前に、まずは相場感をつかんでおいてください。

バイクの買取相場はどうやって決まるのか?

バイクの買取相場は、業者間オークション市場(BDS、JBAなど)での取引価格がベースになっています。BDSだけでも年間約13万台の中古バイクが取引されており、買取業者が仕入れたバイクの大半がこうしたオークションで転売される流れです。

買取価格の目安は、業者間オークションの落札価格から経費(輸送費・出品手数料など)を差し引いた金額。落札額に対して9割前後が実際の買取額になるケースが多いです。

買取価格に影響する6つの要素

  1. 車種・排気量 ― 人気車種や希少車は高値がつきやすい
  2. 年式・走行距離 ― 新しいほど、走行距離が短いほど高い
  3. 外装の状態 ― 傷・へこみ・サビの有無が査定に直結
  4. エンジン・フレームの状態 ― 異音やオイル漏れ、フレーム歪みは大きな減額要因
  5. カスタムの有無 ― 純正パーツが揃っているほうが高評価になるケースが多い
  6. 売却時期 ― 需要が高まる3〜5月、9〜11月は相場が上がりやすい

【排気量別】バイク買取相場一覧(2026年版)

排気量帯ごとに、代表的な車種の買取相場をまとめました。金額は2026年3月時点の業者間オークション市場のデータにもとづく平均的な範囲です。

原付(〜50cc)の買取相場

車種メーカー平均買取額買取上限
スーパーカブ50ホンダ0.5万〜15万円約20万円
ジョグヤマハ0.5万〜9万円約12万円
レッツスズキ0.5万〜5万円約8万円
トゥデイホンダ0.5万〜3万円約5万円

原付クラスは車体価格が低いぶん買取額も控えめ。ただしスーパーカブ50は根強い人気があり、状態が良ければ10万円以上になることもあります。

原付二種(51〜125cc)の買取相場

車種メーカー平均買取額買取上限
PCX125(JK05型・2021年〜)ホンダ28.1万〜32.9万円39.2万円
PCX125(JF81型・2018〜20年)ホンダ18.1万〜22.6万円27.7万円
PCX125(JF56型・2014〜17年)ホンダ12.6万〜17.5万円26.5万円
PCX125(JF28型・2010〜12年)ホンダ8.9万〜12.4万円17.3万円
アドレス125スズキ8万〜15万円約20万円
モンキー125ホンダ23万〜37万円約62万円

PCX125は125ccクラスで圧倒的な人気を持つモデルで、最新のJK05型なら30万円前後の買取が見込めます。2025年式で28.9万〜32.9万円、2023年式で29.4万〜33.9万円といった実績データもあります。

軽二輪(126〜250cc)の買取相場

車種メーカー平均買取額買取上限
レブル250ホンダ28万〜45万円約52万円
Ninja 250カワサキ20万〜35万円約48万円
YZF-R25ヤマハ20万〜40万円約46万円
CB250Rホンダ25万〜35万円約42万円
Vストローム250スズキ22万〜32万円約38万円
フォルツァ(MF15型)ホンダ35万〜50万円約60万円

250ccクラスは車検不要で維持費が安いため中古需要が高く、相場は比較的安定しています。レブル250はクルーザースタイルの人気モデルで、2025年式なら40万〜45万円台が平均。Eクラッチモデルはさらに上の48万〜53万円台で取引されています。

中型(251〜400cc)の買取相場

車種メーカー平均買取額買取上限
CB400SF VTEC Revo(NC42型・2007〜12年)ホンダ34.4万円51.2万円
CB400SF(NC42型・2014〜16年)ホンダ48.0万〜50.0万円64.0万円
CB400SF(NC42型・2017年〜)ホンダ54.3万円64.0万円
Ninja 400カワサキ30万〜50万円約60万円
SR400(RH03J型)ヤマハ28万〜45万円約72万円
GSR400スズキ15万〜25万円約35万円

CB400SFは2022年10月に生産終了となり、中古市場での価値が上がっています。走行距離が極端に少ない個体だとオークションで100万円を超える落札価格がつくこともあり、状態次第では高額買取が期待できる車種です。SR400も2021年のファイナルエディションで生産を終えており、バイク王をはじめ多くの業者が買取強化車種として積極的に仕入れています。

大型(401cc以上)の買取相場

車種メーカー平均買取額買取上限
Z900RS(ZR900C型・2018〜22年)カワサキ100.3万円202万円
Z900RS(ZR900K型・2023〜25年)カワサキ107.9万円約138万円
CB1300SFホンダ40万〜80万円約120万円
GSX-S1000スズキ50万〜75万円約95万円
MT-09ヤマハ40万〜65万円約85万円
Ninja ZX-10Rカワサキ60万〜100万円約140万円

大型バイクは車種による価格差が非常に大きいクラスです。Z900RSは2025年の平均買取価格が98.3万円(平均走行距離11,000km)で、直近6か月間では84.6万〜127万円のレンジ。2022年式だと平均100万〜135万円、上限202万円と高い水準を保っています。

【メーカー別】バイク買取相場の傾向(2026年版)

バイクパッションの集計データによると、メーカーごとの排気量帯別の買取上限額は以下のとおりです。

メーカー50cc以下の上限751cc以上の上限全車種平均
ホンダ約52万円約250万円幅広い車種展開で安定した需要
ヤマハ約26万円約188万円SR400やYZF系の根強い人気
カワサキ約3万円約330万円Z系・Ninja系の高額買取が目立つ
スズキ約8万円約200万円GSX系を中心にスポーツモデルが人気

ホンダ ― 車種の幅広さと安定した中古需要

ホンダは国内メーカーのなかで最も車種数が多く、PCX125からCB1300SFまで幅広いラインナップがあります。CB400SFは生産終了後も中古人気が衰えず、状態の良い個体は年々値上がりする傾向。スーパーカブシリーズも世界的な人気に支えられ、買取相場が底堅い車種です。

ヤマハ ― 生産終了モデルにプレミアム

SR400は2021年のファイナルエディションで約43年の歴史に幕を下ろしました。その後も中古相場は安定しています。バイク王はRH03J型のSR400を買取強化車種に指定しており、走行距離の短い個体なら50万円を超える査定も出ています。YZF-R25やMT系も250cc〜大型クラスでコンスタントに取引されている車種です。

カワサキ ― Z900RSが相場を牽引

カワサキは全327車種の平均買取額が57.1万円(2026年2月時点、バイクパッション調べ)と、他メーカーより高い水準にあります。Z900RSは100万円超えの買取が珍しくない状況で、ZX系のスーパースポーツやNinja 400も人気が根強い車種です。過去10年比で平均買取額が103%上昇しており、リセールバリューの高さが際立つメーカーです。

スズキ ― GSX系スポーツモデルが中心

スズキはGSX-R系やGSX-S系のスポーツモデルが買取の中心。アドレス125やバーグマンなどスクーター系は実用需要から安定した買取がつきます。大型クラスではGSX-S1000やハヤブサが高額買取の対象車種です。

2025年に相場が上昇したバイクTOP10

バイクパッションの集計データによると、2025年に前年比で買取相場が大きく上昇した車種は以下のとおりです。同サイト掲載の全車種平均でも前年比で上昇傾向にあり、バイク市場全体が堅調に推移しています。

順位車種メーカー前年比上昇率平均買取相場買取上限
1位KSR-1カワサキ96%UP12.6万〜17.5万円26.7万円
2位GPZ1100カワサキ87%UP39.1万〜60.1万円80.6万円
3位Z750FXカワサキ67%UP109万〜194万円324万円
4位ジョグスポーツ90ヤマハ59%UP17.3万〜21.5万円26.7万円
5位Aprilia RS250アプリリア56%UP130万〜157万円195万円
6位YZF-R15ヤマハ55%UP17.8万〜27.1万円38.4万円
7位ジャイロXホンダ53%UP4万〜14.4万円35.5万円
8位YZ125ヤマハ50%UP51.7万〜91.8万円158万円
9位YZ85LWヤマハ50%UP41.5万〜55万円71.2万円
10位FZS600フェザーヤマハ47%UP22.5万〜26.4万円30.6万円

旧車やすでに生産終了したモデルの上昇が目立ちます。Z750FXは旧車ブームの影響もあって買取上限が324万円。カワサキの旧車がどれだけ人気かがよく分かるデータです。

バイク買取相場【2026年版】排気量別・メーカー別の価格一覧

バイク買取の主な業者と特徴を比較

買取相場は業者によって提示額が異なるため、複数社への査定依頼が高値売却の基本。主要な買取業者の特徴をまとめました。

業者名特徴対応エリア支払い方法
バイク王累計200万台超の買取実績、業界最大手全国(一部離島除く)3万円未満は即現金、3万円以上は3営業日以内に振込
バイクランド全国無料出張査定、土日祝・夜間対応全国その場で現金買取(高額でも対応)
バイク館(SOX)販売と買取の両方を展開全国(店舗持込も可)現金または振込
レッドバロン全国約300店舗、下取りに強い全国店舗対応
バイクパッション業者間オークション相場を公開、透明性が高い関東中心振込
バイクワンオンライン自動査定に対応全国振込

一括査定サービスも選択肢に

1社ずつ連絡するのが面倒なら、一括査定サービスを使う手もあります。カチエックス(KATIX)は写真を送るだけで最大10社から見積もりが届く仕組みで、業者との交渉は専任スタッフが代行。電話対応の煩わしさがないのが利点です。

バイクを少しでも高く売るために押さえておきたいポイント

売却時期は春と秋がベスト

バイクの需要が高まるのは、ツーリングシーズン前の3〜5月と、秋の行楽シーズン前の9〜11月。この時期は中古バイクの流通量が増え、業者も積極的に仕入れるため買取額が上がりやすくなります。逆に真冬(12〜2月)は需要が落ちて、相場も下がりがちです。

純正パーツは捨てずに保管する

マフラーやシートなど社外パーツにカスタムしている場合でも、純正パーツを手元に残しておけば査定でプラスになります。カスタム車はオーナーの好みが色濃く出るため、次の買い手がつきにくいと判断されることがあるためです。

洗車・簡易整備で印象アップ

査定前に洗車しておくと、汚れの下に隠れた傷を査定士が正確に見極められるので、余計な減額を防げます。チェーンの注油やタイヤの空気圧調整など簡単な整備をしておくだけでも、「丁寧に乗ってきたんだな」という印象につながります。

整備記録簿や取扱説明書を揃える

定期的にメンテナンスしてきたことを証明できる整備記録簿は、査定士にとって車両状態を判断する大事な資料です。取扱説明書やメーカー保証書が残っていれば、さらに評価が上がることもあります。

バイク買取相場【2026年版】排気量別・メーカー別の価格一覧

よくある質問(FAQ)

Q1. バイクの買取価格は販売価格の何割くらいが相場ですか?

販売価格の5割〜9割程度が一般的な目安です。人気車種で状態が良ければ販売価格の7〜9割に近い買取額がつくこともありますが、不人気車種や状態が悪い場合は5割以下になるケースもあります。また、経過年数が長いほど買取額は下がるのが一般的です。

Q2. 走行距離が何kmを超えると査定に影響しますか?

明確な基準はありませんが、1万km・3万km・5万kmがひとつの目安です。たとえばZ900RSの場合、走行0〜5,000kmでは最高値がつきやすく、5万kmを超えると平均買取額が62.5万円まで下がるというデータがあります。走行距離が少ないうちに売却するほうが有利です。

Q3. 事故車や不動車でも買い取ってもらえますか?

はい、多くの業者が事故車や不動車の買取に対応しています。バイク王やバイクランドは不動車・事故車も査定対象です。ただし、フレーム損傷がある場合やエンジンが焼きついている場合は大幅な減額になります。事故車でもパーツ単位で価値がつくケースがあるので、値段がゼロとは限りません。

Q4. ローンが残っているバイクは売れますか?

ローン残債があるバイクでも売却は可能です。バイク王やバイクランドはローン中のバイクにも対応しており、買取額でローンを完済できる場合はそのまま精算してくれます。買取額がローン残債を下回る場合は差額の支払いが必要になるので、事前にローン残高を確認しておくのがおすすめです。

Q5. バイクの買取相場は今後どうなりますか?

2026年3月時点で、バイクパッション掲載の全車種平均買取相場は前年比で上昇基調にあります。特に生産終了モデル(CB400SF、SR400など)や旧車は希少価値から値上がりが続いている状況。一方、新車の供給が安定してきた現行モデルは緩やかに落ち着く可能性もあります。売却を考えているなら、相場が高いうちに動いたほうがいいでしょう。

Q6. 原付(50cc以下)は買い取ってもらう価値がありますか?

車種と状態によります。スーパーカブ50なら状態次第で10万円以上の買取も期待できます。一方、走行距離が長い一般的なスクーターは数千円〜数万円程度になることが多いです。買取額が低くても、処分費用がかからないだけメリットがあると割り切るのもひとつの考え方です。

Q7. 出張査定と店舗持込はどちらが高く売れますか?

査定方法による価格差はほとんどありません。ただ、出張査定だと「せっかく来てもらったし」と断りにくくなる人もいます。複数業者に出張査定を依頼して、すべての見積もりが出揃ってから判断するのが賢いやり方です。

Q8. 個人売買とバイク買取業者、どちらが高く売れますか?

一般的には個人売買のほうが高く売れる可能性はあります。業者の利益分が乗らないぶん、買い手に安く・売り手に高くなりやすいためです。ただ、名義変更の手続き、クレーム対応、詐欺リスクなど全部自分で引き受けることになります。高額車種ほど、トラブル時のダメージも大きい。手間とリスクを天秤にかけると、信頼できる買取業者に任せるほうが無難です。

まとめ:相場を知ったうえで複数社に査定を出すのが高値売却の鉄則

2026年のバイク買取市場は全体的に堅調で、前年からの上昇傾向が続いています。CB400SFやSR400などの生産終了モデル、Z900RSのような人気大型バイクは依然として高い相場を維持しています。

ただ、同じ車種でも業者によって提示額が違うのは日常茶飯事。バイク王やバイクランド、カチエックスなど複数の業者から見積もりを取って、一番高い金額を出してくれたところに売る。これが損をしない基本です。

この記事の相場データはあくまで目安です。愛車の正確な買取額を知るには、実際に査定を受けるのが一番確実。まずは無料のオンライン査定や一括査定サービスで、今の相場感をつかんでみてください。

  • この記事を書いた人
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長田 翼

法政大学卒業後、業界大手の買取企業にて7年間勤務。店頭査定からエリアマネジメントまで現場で経験を積む。現在は買取専門の事業コンサルタントとして、全国のリユース事業者を支援。利用者が買取で「損をしない・後悔しない」ための情報を、現場目線で発信しています。

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